年平均成長率(CAGR)の計算
最初の値と最後の値、期間から、1年あたり平均で何%成長したか(CAGR)を計算します。売上や資産の伸びの比較に。
年平均成長率について
年平均成長率(CAGR)は、一定期間の成長を「毎年同じ率で伸びた」と仮定したときの、1年あたりの成長率です。売上・利益・資産・ユーザー数などの伸びを、期間の違うデータ同士で公平に比べられます。
途中の増減(ある年に大きく伸びて、別の年に減ったなど)は反映されず、最初の値と最後の値、期間だけで計算します。全期間の増加率は大きく見えても、年平均にするとゆるやかな伸びだとわかることもあります。
こんなときに使えます
- 5年間の売上の伸びを、年平均の成長率で表す
- 投資信託や株式のリターンを年率で比較する
- ほかの会社・商品の成長スピードと比べる
使うときのポイント
- 期間が違う数字を比べるときに便利
- 途中の変動が大きい場合は、CAGRだけで判断しない
計算例
入力欄の初期値のまま計算すると、次の結果になります。条件は、最初の値が1,000,000、最後の値が1,800,000、期間が5年です。数値を変えると、この結果もそれに合わせて変わります。
| 年平均成長率(CAGR) | 12.475% |
|---|---|
| 全期間の増加率 | 80% |
| 増加額 | 800,000 |
使い方
- 最初の値・最後の値・期間(年)を入力します。
- 1年あたりの平均成長率が表示されます。
計算方法・仕組み
CAGR = (最後の値 ÷ 最初の値)^(1 ÷ 年数) - 1
途中の増減は無視して、始点と終点だけで平均的な伸びを表す指標です。
知っておきたい基礎知識
年平均成長率(CAGR)は、一定期間の成長を毎年同じ割合で成長したと仮定して表した数字です。売上・利益・資産・ユーザー数などの成長を異なる期間や異なる対象で比べるときによく使われます。単純な平均と違い、複利の考え方で計算するため、途中の増減に左右されにくいのが特徴です。
たとえば、売上が3年間で100万円から133.1万円になった場合、CAGRは10%です。毎年10%ずつ成長した場合と同じ結果になります。ただし、途中で大きく伸びた年や、落ち込んだ年があっても、CAGRは始点と終点だけで決まるため、その変動は見えません。
間違えやすいポイント
- 年数の数え方を間違える。2020年から2023年までは、4年ではなく3年
- 始点と終点の値だけで計算するため、途中の変動は反映されない
- 最初の値が0やマイナスの場合は、計算できない
よくある質問
- 単純な平均成長率と何が違いますか?
- 毎年の成長率を足して年数で割るのが単純平均で、複利の効果は考慮されません。CAGRは、最初の値が最後の値になるように成長率を求めるため、複利の効果を反映します。
- マイナスの成長にも使えますか?
- 最後の値が最初の値より小さい場合、CAGRはマイナスになり、年平均の減少率を表します。