偏差値の計算
得点・平均点・標準偏差から、偏差値と、おおよその順位(上位何%か)を計算します。テストの結果分析に。
偏差値の計算について
偏差値は、テストの得点が、平均からどれだけ離れているかを表す指標で、平均点を50として、標準偏差を10にそろえた値です。得点・平均点・標準偏差の3つがわかれば、計算できます。
偏差値60は、得点が正規分布に従う場合、おおよそ上位16%にあたります。このツールは、おおよその順位(上位・下位の割合)も、正規分布を仮定して表示します。実際の順位は、受験者全体の分布によって変わります。
こんなときに使えます
- 模擬試験の結果から、偏差値を計算する
- 平均点との差が、全体の中でどの位置か知る
- 異なる科目・テストの結果を、偏差値で比べる
使うときのポイント
- 偏差値は、そのテストの受験者集団の中での相対的な位置を表す
- 標準偏差は、模試の成績表に載っていることが多い
計算例
入力欄の初期値のまま計算すると、次の結果になります。条件は、自分の得点が72、平均点が60、標準偏差が12です。数値を変えると、この結果もそれに合わせて変わります。
| 偏差値 | 60 |
|---|---|
| 上位(おおよそ) | 15.9% |
| 下位(おおよそ) | 84.1% |
| 平均との差 | +12点 |
使い方
- 自分の得点、平均点、標準偏差を入力します。
- 偏差値とおおよその順位が表示されます。
計算方法・仕組み
偏差値 = 50 + 10 × (得点 - 平均点) ÷ 標準偏差
上位○%は、正規分布を仮定して標準正規分布の累積確率から求めています。
知っておきたい基礎知識
偏差値は、テストの点数が、全体の中でどの位置にあるかを表す指標です。平均点を50、標準偏差を10として、「50 + 10 × (得点 − 平均点) ÷ 標準偏差」で求めます。偏差値50が平均で、60なら上位約16%、70なら上位約2%に、あたります(正規分布の場合)。
偏差値は、テストの難易度に左右されず、集団内での相対的な位置を示す点が、特徴です。ただし、同じ偏差値でも、集団(受験者の層)が異なれば、意味が変わります。模試で高い偏差値を取っても、受験者の学力層が違えば、志望校の合格可能性とは、直接結びつかないことがあります。
間違えやすいポイント
- 偏差値は、集団によって意味が変わる。母集団の違う模試の偏差値は、単純に比べられない
- 得点分布が、正規分布から大きくずれていると、順位との対応がずれる
- 標準偏差が0(全員が同じ点数)の場合は、偏差値が計算できない
よくある質問
- 偏差値60は、上位何%ですか?
- 正規分布を仮定すると、偏差値60は、上位約16%、偏差値70は上位約2.3%、偏差値40は、上位約84%にあたります。
- 平均点と標準偏差は、どこで調べますか?
- 模試や、学校のテストの結果通知に、平均点と標準偏差が載っていることがあります。載っていない場合は、「平均・中央値・標準偏差の計算」ツールで、データから求められます。