希釈計算(薄め方・水の量の計算)

原液の濃度と目標の濃度、作りたい量から、必要な原液と水の量を計算します。洗剤・除菌液・肥料などの薄め方に。

原液の濃度。市販品で濃度が不明な場合は100%として、倍率で考えてください。

希釈計算について

洗剤・除菌液・肥料・薬品などを、決まった濃度に薄めるときの、原液と水の量を計算します。「原液の濃度」と「作りたい濃度」、「作りたい量」を入力すると、必要な原液と水の量がわかります。

計算は、薄める前後で溶質の量が変わらないという関係(C₁×V₁ = C₂×V₂)をもとにしています。製品の表示に、「○倍に薄める」と書かれているときは、原液の濃度を100%として入力すると、希釈倍率から確認できます。取り扱いは、製品の注意事項に従ってください。

こんなときに使えます

  • 洗剤・漂白剤の、使用濃度の薄め方を計算する
  • 園芸用の液体肥料を、決まった倍率に薄める
  • 消毒用アルコールなどの、濃度の調整

使うときのポイント

  • 薬品は、必ず製品の説明書の指示に従う
  • 異なる洗剤・薬品は、混ぜない

計算例

入力欄の初期値のまま計算すると、次の結果になります。条件は、原液の濃度が100%、作りたい濃度が0.1%、作りたい量が1000mLです。数値を変えると、この結果もそれに合わせて変わります。

必要な原液の量1 mL
加える水の量999 mL
希釈倍率1,000倍
原液:水の比1 : 999

使い方

  1. 原液の濃度と、作りたい濃度を入力します。
  2. 作りたい量(mL)を入力します。
  3. 原液と水の量が表示されます。

計算方法・仕組み

C1 × V1 = C2 × V2 の関係から、原液の量 V1 = 作りたい量 V2 × 作りたい濃度 C2 ÷ 原液の濃度 C1 を求めています。

取り扱いには製品の表示や注意事項に従ってください。

知っておきたい基礎知識

希釈は、濃い液体(原液)を水などで薄めて、目的の濃度にすることです。「C1 × V1 = C2 × V2」の関係を使って、必要な原液の量を求めます。たとえば、濃度5%の原液から、1%の溶液を500mL作る場合、必要な原液は、500 × 1 ÷ 5 = 100mLで、水は400mLを加えます。

家庭では、洗剤・漂白剤・除草剤・ジュースの原液・消毒用アルコールなどの、希釈で使う計算です。薬品や洗剤の希釈には、製品の表示にある希釈倍率や、使用方法を必ず守ってください。濃度を間違えると、効果が出ない、または、素材を傷める、体に害を及ぼすなどの危険があります。異なる洗剤を混ぜると、有害なガスが発生する場合があるため、混ぜないでください。

間違えやすいポイント

  • 「○倍に薄める」は、原液1に対して水を(倍数-1)加える場合と、水を倍数分加える場合があり、製品の説明を確認する
  • 異なる種類の洗剤や、薬品を混ぜない(特に塩素系と酸性)
  • このツールの結果は、計算上の量で、安全性を保証するものではない

よくある質問

「10倍希釈」は、原液何mLに、水何mLですか?
全体の量を10とすると、原液が1、水が9です。たとえば、100mLを作る場合は、原液10mLに水90mLを加えます。製品によっては「原液1に水10」の意味で使うこともあるため、説明書を確認してください。
アルコール消毒液は、どのくらいの濃度が適切ですか?
手指の消毒には、エタノールの濃度が70〜80%程度のものが、有効とされています。希釈のしすぎは、効果が弱くなるため、製品の指示に従ってください。