インフレ計算(物価上昇でお金の価値はどう変わる?)
物価上昇率と年数から、将来の物価水準や、今のお金の実質的な価値を計算します。
インフレ計算について
物価が毎年上がり続けると、同じお金で買えるものが減っていきます。このツールは、年間の物価上昇率と年数から、今の金額が将来どれだけの価値になるか、また同じものを買うのにいくら必要になるかを計算します。
たとえば年2%の物価上昇が20年続くと、物価は約1.49倍になり、今の100万円の価値は約67万円相当に目減りします。現金や預金だけで資産を持つ場合のリスクや、運用の必要性を考えるときの参考になります。
こんなときに使えます
- 老後資金が、将来の物価でいくら必要になるかを見積もる
- 預金の実質的な価値の目減りを確認する
- 給料や年金の伸びが、物価上昇に追いついているかを考える
使うときのポイント
- 物価上昇率は一定ではないため、複数の率で試して幅を持たせる
- 実質の価値 = 金額 ÷ 物価の上昇倍率
計算例
入力欄の初期値のまま計算すると、次の結果になります。条件は、現在の金額が1,000,000円、年間の物価上昇率が2%、年数が20年です。数値を変えると、この結果もそれに合わせて変わります。
| 今と同じものを買うのに必要な金額 | 1,485,947円 |
|---|---|
| 今のお金の将来の実質価値 | 672,971円 |
| 物価の上昇倍率 | 1.486倍 |
| お金の価値の減少率 | 32.7% |
使い方
- 現在の金額、物価上昇率、年数を入力します。
- 将来必要になる金額と、お金の実質的な価値が表示されます。
計算方法・仕組み
将来の物価水準 = (1 + 物価上昇率)^年数
実質価値 = 現在の金額 ÷ 物価の上昇倍率
物価上昇率が一定という仮定の試算です。
知っておきたい基礎知識
インフレーション(物価上昇)が続くと、同じ金額で買えるものが減り、お金の実質的な価値が下がります。物価が毎年2%上がる場合、10年後には物価水準が約1.22倍になり、いまの100万円で買えたものは、10年後には約82万円分の購買力しかなくなる計算です。
預貯金の金利が物価上昇率を下回ると、お金の額面は増えても、実質的な価値は目減りします。長期の資産形成では、物価上昇率を踏まえて、運用の利回りや必要な資金額を考えることが重要です。老後資金の計画でも、将来の生活費が今より高くなる可能性を考慮する必要があります。
間違えやすいポイント
- 物価上昇率は一定ではなく、年によって大きく変わる
- 自分の生活で使うもの(食費・光熱費など)の物価上昇率は、全体の平均と異なる
- 結果は購買力の目安で、実際の資産額の増減とは別の話
よくある質問
- 物価上昇率はどこで調べればよいですか?
- 総務省統計局が公表する消費者物価指数(CPI)で、前年からの変化率を確認できます。
- デフレのときは、どう入力しますか?
- 物価上昇率にマイナスの値を入力すると、物価が下がる場合の試算ができます。