月給から時給を計算
月給と所定労働時間から、時給に換算した金額を計算します。残業代の単価を知りたいときにも使えます。
月給から時給を計算について
月給を、1時間あたりの賃金(時給)に換算します。残業代の単価を知りたいときや、正社員の月給をアルバイトと比較したいときに便利です。
計算は「月給 ÷ 1か月の所定労働時間」です。所定労働時間は、1日の労働時間に月の所定労働日数を掛けて求めます。割増賃金の基礎となる賃金には、通勤手当などを除く場合があり、会社の規定や労働基準法の定めで細かく異なります。
こんなときに使えます
- 月給制の仕事の、時給換算の水準を比べる
- 残業代の単価の目安を知る
- 転職先の条件を、時給で比較する
使うときのポイント
- 年間の休日数で所定労働日数が変わるため、会社のカレンダーに合わせて調整する
- 時間外労働の割増率は、通常25%以上
計算例
入力欄の初期値のまま計算すると、次の結果になります。条件は、月給が280,000円、1日の所定労働時間が8時間、1か月の所定労働日数が20日です。数値を変えると、この結果もそれに合わせて変わります。
| 時給換算 | 1,750円 |
|---|---|
| 月の所定労働時間 | 160時間 |
| 時間外(1.25倍)の時間単価 | 2,188円 |
使い方
- 月給を入力します。
- 1日の所定労働時間と、1か月の所定労働日数を入力します。
- 時給換算の金額が表示されます。
計算方法・仕組み
時給 = 月給 ÷ (1日の所定労働時間 × 1か月の所定労働日数)
実際の割増賃金の基礎となる賃金の範囲(手当の扱いなど)は、会社の規定や労働基準法で異なる場合があります。
知っておきたい基礎知識
月給制の人の時給は、月給を1か月の所定労働時間で割って求めます。1か月の所定労働時間は、月によって日数が違うため、年間の所定労働日数を12で割った平均値を使うのが一般的です。たとえば1日8時間、年間260日勤務なら、1か月の平均は約173.3時間です。
残業代を計算するときの時給(割増賃金の基礎となる賃金)は、月給から一部の手当(家族手当・通勤手当・住宅手当など、法令で除外できるもの)を除いた額をもとにします。そのため、給与明細の総支給額をそのまま使うと、実際の計算とずれることがあります。
間違えやすいポイント
- 総支給額をそのまま月給として入れると、除外できる手当が含まれて時給が高めに出る
- 月の所定労働日数は、月ごとではなく年間の平均で考えるのが一般的
- 固定残業代が含まれている場合は、その分を除いて計算する必要がある
よくある質問
- 月給から時給を出すと、アルバイトと比べられますか?
- 概算の比較には使えます。ただし、月給には賞与や福利厚生が別にあることが多く、時給のアルバイトとは条件が異なる点に注意してください。
- 最低賃金と比べるときの時給は、どう計算しますか?
- 最低賃金と比べる時給には、基本給や諸手当(一部を除く)を含めます。残業代や通勤手当などは、比較の対象から除かれるため、除外した金額で時給を計算してください。